コラム  ぴーちくぱーちく☆

 
香りが続いたり、部屋干し臭を防ぐという洗剤や柔軟剤。人気のタレントさんがCMキャラクターになっているCMは、人気の俳優さんたちが楽しそうに、また美しくて、誰しも心が惹かれることは間違いないのですが、そういった製品には欧米諸国では使用が禁止されているマイクロプラスチック(マイクロビーズ·マイクロカプセルを含む)が使用されています。
 
マイクロプラスチックとは、目視出来ないほど微細なプラスチックの欠片や粒のことで、冒頭のCMで見かける香りの強い洗剤や柔軟剤の、香りや防臭剤を持続させたり、拡散するための役割を担っています。
女優さんがポンポンと体を叩くとお花の香りがパーッと広がる・・・そんなCMの一場面を誰しも少なからず見たことがあることと思います。
あの現象は、香る柔軟剤に浸されたお洋服の繊維に潜むマイクロカプセルの粒を、体を叩くことで弾けさせ、香りの成分が拡散するために起きる現象です。
 
香りの成分自体も、化学薬品の合成ですからトイレの芳香剤とほぼ同じです。
そんな香りを良い匂いだと感じる人が居るとしたら、長年の使用で鼻が麻痺しているか、はたまた中毒か・・・毒素をウェルカムの体質になっているわけですよね。
使用するのは当人の自由であっても、そんな成分を、エレベーターや電車の中など狭い場所で振りまかれれば、否応なしに吸い込んでしまいます。これって、受動喫煙と同じ括りだと思いませんか?
 
そしてその香りを包みこんでいるマイクロカプセルはペットボトルと同様のプラスチックです。けして自然分解はされませんので自然災害も地球沸騰化の大きな要因になっています。NHKではたまにそれらの報道特集が流されていますが、まだ周知には程遠いのが現実です。
 
マイクロプラスチックはそのミクロさゆえに、
環境だけでなく生物の体にも直接悪影響があります。
香る柔軟剤を利用すれば、マイクロプラスチックを知らず知らず吸い込み、一年間にクレジットカード約一枚分のプラスチックを摂取してしまうと言われています。
政府やメディア媒体がこぞってSDG'Sと言い出して、レジ袋やストローなどの無料配布が停止されていますが、それなら、直接吸い込むので殊更に危険なマイクロプラスチックの弊害に言及しなければ矛盾しているなぁ…と感じます。
 
この矛盾が、日本ではまかり通ってしまうのはなぜなのでしょう。
それがどんな大人の事情かは分かりませんが、企業がマイクロカプセル入りの製品を漫然と売り続けるならば、消費者の方が使わない選択をするしかありません。
 
大人がアレルギーを起こす危険があるならば、赤ちゃんや子供にはもっともっと危険ですよね。
ましてや小さな動物、手乗りの小鳥のように、人と密に接する機会がより多い個体にとっては直接的な「命取り」と言っても過言ではありません。
 
ですから、小動物を飼育する以上、香る洗剤、柔軟剤の使用は止めるべきです。それに代わるものはいくらでもあります。
 
ただ可愛がるだけでなく、安全な環境を整えることも飼い主の責任なのですから。
 
 
 
セキセイインコ肖像画家 内ケ島知永子
 
                                                                              
 
 
 

 

うちの子にそっくり…
でも似顔絵ではありません
 
鼓動が聞こえるような
セキセイインコの肖像画
制作しています
 
 
セキセイインコ肖像画家が描くセキセイインコの『気持ち』
 
段々と姿が浮かび上がるように作画する独特の画法です。 
 

 
作家 内ケ島知永子
アトリエ伊豆稲取
0557-52-4308
 
 
 
デジタル肖像画も作成しています
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インコハート
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