コラム ぴーちくぱーちく☆ |
人気のタレントさんがCMキャラクターになっている洗剤や柔軟剤。そのCMは楽しそうで美しくて、誰しも心が惹かれることは間違いないのですが、そういった製品には欧米諸国では使用が禁止されているマイクロプラスチック(マイクロビーズ·マイクロカプセルを含む)が使用されています。
マイクロプラスチックとは、目視出来ないほど微細なプラスチックの欠片や粒のことで、香りの強い洗剤や柔軟剤では香りを拡散するための役割を担っています。
ペットボトルなどと同様、けして分解されず環境に蓄積されてしまうため自然災害の要因になっています。
最近は日本でもメディア媒体がこぞってSDG'Sと言い出してますが、どことなく流行り物みたいな軽い感じがするので、もっと真剣に自然崩壊の危機を知らせて欲しいです。(この恐ろしい温暖化にも無関係ではないことなど)
環境のためにとレジ袋を廃止するなら、並行してマイクロプラスチックの利用も廃止しなければ矛盾しているなぁ…とも感じます。この矛盾がまかり通ってしまうのは、なぜなのでしょう。
また、マイクロプラスチックはそのミクロさゆえに、環境だけでなく生物の体にも直接悪影響があります。
香る柔軟剤を利用すれば、日々マイクロプラスチックを知らず知らず吸い込み、短期間にクレジットカード一枚分のプラスチックを摂取してしまうと言われていて、これはスギ花粉よりも重いアレルギーの原因になりうるものです。
大人が突然アレルギーを起こす危険があるならば、子供や、赤ちゃんにはもっともっと危険です。
ましてやセキセイインコのような小さな個体にとっては、即命取りと言っても過言ではありません。
企業がそのような物資を漫然と売り続けるならば、消費者の方が使わない選択をするしかないのだと、私は思います。
愛鳥家の皆さま、小鳥のケージを包む毛布に、肩に止まる衣服に、人工的な良い香りはしませんか?
小鳥は合成された過度な香りを絶対に喜んではいません。
もし思い当たることがありましたら、今日からできることをまず一つ、どうか始めてみてください。
最後まで長文お読みくださりありがとうございました。
2022年08月02日
